Sideboard
Client : Ligne Roset, France
日本の伝統衣装である袴に見られる、端正な構造と静かな緊張感から着想を得たサイドボード。
その美意識を、現代の空間にふさわしい形へと再構築した。
下部に連続する縦のラインは袴の襞を想起させるリズムを生み出し、上部は滑らかで抑制の効いた面構成とすることで、軽やかさと静けさを与えている。
垂直に走る細いラインは全体に適度な緊張感を与え、やわらかな面との対比を際立たせる。
直線と面、軽やかさと量感、静けさと緊張感。
それらが均衡することで、このデザインは袴のような落ち着きのある存在感を纏う。