Cafe & Restaurant
Location : Taipei, Taiwan
Photo : Frankie
台湾天母に50年前に建てられた一軒家を、1FをTeahouse、2Fをギャラリーとして生まれ変わらせたプロジェクト。
コンセプトは”多文化による和の表現”である。
クライアントは日本に長く住んでいた台湾人で、日本と台湾を繋ぐ場所をつくりたいという希望を持ち台湾に帰国、また天母という欧米の方が多く住む土地だからこそ、欧米の要素も取り入れたいとのことでこのコンセプトに至った。
まず初めに、ファサードは古き良き台湾を感じさせる煉瓦をベースに、古き良き日本を感じさせる格子や瓦を強調したデザインに。
また内装では、ヨーロッパで生まれアメリカで最盛期を迎えたとされるステンドガラスを和に再構築した壁面、中世ヨーロッパで多く見られたコロンバージュ(木骨造)を取り入れたカウンター、カウンター背面壁の茶箱をモチーフにしたモールディングのようなテクスチャー、そして家具は全て欧米ブランドを取り入れた。
これらにより台湾・日本・欧米様々なデザインが混ざり合い、”多文化による和の表現”を実現した。